光咲です。
占星術で読む10天体には、担当する年齢域というものがあります。
月:0~7歳
水星:8~15歳
金星:16~25歳
太陽:26~35歳
火星:36~45歳
木星:46~55歳
土星:56~70歳
天王星:71~85歳
海王星:86歳~死ぬまで
冥王星:死の瞬間
私の鑑定を申し込んでくださる方は、火星期と木星期の方がほとんどです。その中で、今回は火星期についての話です。木星期のお話はまたいずれ。
各天体は、その担当する年齢域のときに積極的に活用することで発達します。火星期というのはいわゆる中年世代で、最も仕事能力を発揮する年代と言えます。火星自体の象意も「仕事能力・相手と戦う力・武器となるもの」などですね。
火星を使いこなせるようになることは、人生を渡り歩いていく上で、そして木星期以降を充実して生きるためにとても重要になります。ここで戦う力を養っておく必要があるんですね。
でも、私のように火星期終わり頃になって占星術を知った人の場合、「あーもうすぐ火星期終わっちゃうじゃん!」「じゃあもう戦う力は育てられないの!?」と慌てちゃうかも知れません。
そんな私の対応策としては、
①残った数年の火星期を、全力で戦い抜いた
②木星期に入った今は、火星を「活用」しつつ、木星を「意識して」過ごしている
占星術を水星期の段階から理解して使いこなしている人は、ごくごく少数だと思います。たいていは、早くて金星期くらいから活用しはじめるものだと思いますので、火星期に占星術を知った人は火星以前の天体も使いこなせていないことが多いでしょう。
でも、火星期くらいになると、もう大人の分別がついている年代。火星を使うだけでなく、遡って太陽(意志の力)、金星(華やかさ)、水星(知性)もトータル的に活用できるでしょうし、また月(無意識)に振り回されない生き方もできるでしょう。
火星期終わり頃、もしくは火星期を過ぎてしまった方は、今からでも遅くありません。火星を使うことを意識して、仕事能力を磨いてみましょう。
ただし、木星期に入っている人は、本来ならもう木星を活用する時期ですので、あまりダラダラと火星メインにしないことをオススメします。○○歳まで集中的に火星を鍛え、あとは木星メインにシフトしていく、とメリハリを付けたほうが良いでしょう。そうでないと、気づけば木星を活用しないまま土星期に突入、なんてことになるかも知れません。
火星期は中年の危機と重なっていて、女性にとっては特にハードな時期です。ここでしっかり戦って、人生を渡り歩く力を身に着けてくださいね。
2022.12.11 ココナラブログより転載。