1.良い状態と悪い状態とは
光咲です。
突然ですが、ご自分がどういう状態のとき、「良い状態」であると感じますか?
なぜこんなことを言い出したかというと、私自身が「良い状態」をあまり保てないことが多いからです。
自分が良い状態でいる時間がもっと長ければ、もっと鑑定数を増やすこともできるでしょうし、何より「どうせ私なんて」「本当に私はダメだ」と自己否定する時間を短くすることができるはずです。
では、話を戻して、どういう状態のときが「良い状態」と言えるのでしょう。ここで自分を「良い状態」と「良くない状態」に分けてみます。
良い状態:
☆気持ちがフラット、凪いだ状態
☆適度に集中している
☆ワクワクしている
☆おおらかな気分、細かいことにこだわらない
☆自分や他人への思いやりに満ちている
☆フットワークが軽い
☆頭に浮かんだことにすぐ着手できる
☆愛と感謝の気持ちにあふれている
☆自分がここにいることに安心できている
では逆に悪い状態とは?
★不安や恐怖に支配されている
★妄想に取り憑かれている
★体が重い、やる気が起こらない
★焦燥感に駆られている
★体に不快な症状がある
★苛立ち、怒り
★過剰にテンションが上った状態
★過去への後悔、自責の念
他にもありそうですがひとまずここまで。
2.良い状態でいるための方法
さて、なぜ「良い状態」を保たねばならないかというと、「悪い状態」でいるときは脳にストレスがかかり、疲労が溜まって効率よく動けなくなってしまうからです。
逆に言えば、良い状態でいるときは脳を効率よく活用でき、自分に与えられた時間を有効に使うことができるのです。自分のために、そして他人のために積極的に動くことで充実感を得られるでしょう。
良い状態でいるためには、次の2つの方法があります。
1.悪い状態に陥らないようにする
2.悪い状態からできるだけ早く回復する
この2つができれば常に良い状態をキープできます。
・・・が。
それができれば誰も苦労しませんよね。悪い状態に陥らないようにすることも、早く回復することも、それなりの訓練が必要だったりします。
もちろん、個人差がありますので、もともと楽天的思考の人は回復も早いでしょうし、逆に自責の念が強い人は良い状態に戻るのに時間がかかるでしょう。
3.心の状態をはかるバロメーター
自分がポジティブ傾向かネガティブ傾向かは、日頃の生活の中でなんとなく把握されていると思います。そして、ネガティブに傾きやすい人は、どうにかしてメンタルを鍛えたい、良い状態を保つためになんとかしたいと日々悩んでおられるでしょう。(私もそうです)
でも、自分のメンタルの強さはどのように測ることができるのでしょう?RPGのようにHPやMPが表示されていれば一目瞭然ですが、そんな便利な機能は人間に備わっていません。
そこで、一つの指標として私が使っているのがこちら。
「1日のタスクをきちんとこなすことができるかどうか」
自分がその日のうちに最低限こなすべきタスクを予め決めておいて、それが達成できるかどうかで測るというものです。
例えば私自身は、夜仕事を終えて帰宅してから
①夕食を作る
②お風呂に入る
③洗濯物を干す
④食器を洗う
⑤掃除をする
⑥お客様への対応
⑦瞑想をする
というタスクをこなさなければなりません。(順不同)
精神的に元気なときは、これらをすべてこなすことができるのですが、仕事で疲れ果てている、落ち込むことがあった、失敗が続いた、人間関係でうまくいかなかった、などストレスフルで帰ってくると、最悪①と⑥しかできないで寝てしまうことがあります。つまりお風呂も入らず洗濯物も放置、食器も洗わず爆睡、という目も当てられない状態です。(家族に頼むこともできますが、それは置いておいて。)
もちろん、本当に心が疲れていて一刻も早い休息を必要としているときは、何もせず寝てしまってOKです。でもそれが毎日となると、生活はめちゃくちゃになってしまいますよね。ですので、少しでも整うようにするために、以下の方法がオススメです。
①自分が一日のうちでしなければならないことをリスト化しておく
②やれそうにない場合、自分のメンタルがどのように悪い状態にあるのか考える
③自分の心を「過去への後悔」や「未来への不安」から引き戻し、「今、ここ」を感じる
④気持ちがフラットな状態に戻ったら、直感で頭に浮かんだことから着手する
できれば、自分がどのような悪い状態にあるか、それを解消するためにはどんな行動が効果的であったかを、ノートなどに書き記しておくことをオススメします。日記をつけるのがベストですね。
また、心を「今、ここ」に戻すための方法は
・マインドフルネス瞑想
・ヨガやストレッチ
・深呼吸
などがありますが、これも訓練が必要。繰り返し行うことで意識を「今、ここ」に素早く戻すことができるようになります。
4.まとめ
自分の人生に与えられた時間には限りがあります。その時間を少しでも楽しいことに使うためには、脳へのストレスを減らしてエネルギーの浪費を防ぐ必要があります。
そのために、上記のことをぜひ試してみてくださいね。
そして、本当に疲れているときは、まずは休息。休むことを優先させ、そろそろ起きてみようかな・・・と思うことができたら、少しでも良い状態を維持するために、できることを始めてみてくださいね。