獅子座の水星の使い方

星読みコラム

今回は獅子座の水星、つまり出生図の獅子座に水星が入っている場合の特徴と、その水星の活用方法について考察します。

獅子座の水星の特徴

まず、「獅子座」と「水星」の特徴をそれぞれ見てみましょう。

獅子座:創造性、自己表現、自分らしさを維持する、輝くこと、注目を浴びること

水星 :知性、コミュニケーションの取り方、伝達役、学習の方向性

水星は、滞在しているサインの特色を帯びます。獅子座に入っている水星は、獅子座の特徴を持った水星、ということができますね。

この2つの特徴をかけ合わせると以下のように解釈できます。

・コミュニケーションが寛大で表現力に富んだものになる

・自分を中心としたものの見方、コミュニケーションをとる傾向

・学んだことを効果的に演出して発信する

・上手にプレゼンや宣伝ができるタイプ

という感じですね。自分を中心とした・・・と書くと「自己中?」となりそうですが、どちらかというと「自分軸」という意味合いが強いかなと思います。

獅子座の水星の活用法

さて、そんな獅子座の水星はどのように活用すれば良いでしょう?私なりの考察です。

1.イベントなどの企画

演出力、表現力に富む獅子座の水星は、人を楽しませることに活用できそう。装飾や音楽、パフォーマンスなど、盛り上がる内容のものをポンポン考えつくでしょう。自分の楽しみが、気づけば人を楽しませているという典型例かも知れません。

2.主役になる

とにかく注目されることで光り輝く獅子座。劇の主役やダンスのセンターに立つ資質があります。表現力が豊かなので、人の目を引くようなパフォーマンスができるでしょう。

3.自分史を書く

自分の生きざまを文章に起こすことで、人の心を打つ世界を描けるでしょう。「自分軸」で生きる喜びを上手に表現できそう。メッセージ性の高い作品によって、生き方に悩む人を勇気づけられるかも。

4.SNSなどで自分の作品を発信

自分の世界観を、手軽なところから発信してみると良いでしょう。SNSやブログ、創作した作品を掲載できるサイトなどで発表してみるなど。

などなど。他にも思いついたら書き足していきます。

滞在するハウスやサインの度数、そしてアスペクトによって水星の力の発揮具合は異なります。このような特徴が当てはまらないな?という方は、他の要素が強く表れているのかも知れません。

いずれにせよ、こんな素敵な特徴を持つ獅子座の水星さん。ぜひその自分軸パワーで世界を輝かせてくださいね。

獅子座の水星についての雑感

さて、ここからはつぶやきです。

私自身は獅子座に天体を持たないため、獅子座の「自分こそ光!」という姿勢がとても眩しく感じられます。ディセンダントが獅子座なので、どうも獅子座っぽい人との関わりが多いなと感じられます。

水星は人生の中の8~15歳までの学童期を司ります。ですので、獅子座の水星を持つ人は、この年代のときに特に獅子座らしさを発揮していたでしょう。

私の中の獅子座の水星のイメージとしては、「クラスの中心にいるような子」という感じです。本人は意識していなくても何故か目を引く、気づけば人が集まっているような、そんな小~中学生の子供みたいな。

私の次男が獅子座の水星持ちです。彼は中学に入ってから、急に「センター」に立つ機会が増えました。本人は嫌だめんどくさいとブツクサ文句を言っていましたが、宿泊学習の出し物もセンターでしたし、体育祭の応援合戦でも(何故か)センターに立っていました。

決してダンスなどを習っていたわけではないのですが、なるほど動きが目立つ。なんか華があるなぁと感じていたものです。そんな様子も、高校に入ってからは(金星期突入)それほど見られなくなりましたね。(単純に子供の学校での様子が見られなくなったということもありますが。)

あと、本を読むのが好きで、いろんなジャンルのフィクションを読んでいました。やはり表現、文学、プレゼン的なことに力を発揮していた様子でした。

獅子座力を自分の中に湧き起こすには、「自分中心の世界」を積極的に取り込んでいくと良さそうです。自分軸を持つことはとても大切。獅子座の水星をお持ちの方は、自己表現にどんどん磨きをかけるといいですね。

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