こちらの記事は2023.8.21にココナラブログより転載しました。(加筆修正あり)
火星を使うとは?
火星を使う、と言うけれど、そもそも火星を使うとか活用するってどういうこと?とおっしゃる方も多いと思います。
結構抽象的な概念にはなるだろうと思うので、「火星を使う」の意味がわからない場合もありますよね。ここらへんもやはり個人差があって、私のように理論そっちのけで概念を自分なりに取り込んでしまえる人間は、「火星を使えばいいのね、なるほど!」って納得してしまうのです(笑)。
そんな私なりの「火星の活用」はというと、要するに
・自分の中に戦う力がある
・自分の中にNOと言える力がある
・自分の中に仕事能力がある
ということをまず認識し、その力を使って何かを成し遂げることです。
自信がない人は「私には力がない・・・」「人と喧嘩なんてできない・・・」と最初から諦めモードですが、残念ながら(?)火星は誰の中にもあるので、戦う力がない人はいないのです。
ただ、もちろん強弱はあります。火星のいるサインにもよりますし、冥王星がアスペクトを作っている場合、他の天体であってもイージーなアスペクトかハードなそれかで、火星の表れ方は全然違ってきます。
今回は牡牛座の火星についてピックアップしてみました。
牡牛座の火星の特徴
まず、牡牛座と火星の特徴についてまとめてみます。
牡牛座:安定性、価値、持続と維持、物質的豊かさ、感覚、マイペース
火星 :行動パターン、攻撃性、自分を守る力、自己主張
この2つを組み合わせると
・粘り強い意志力を持つ
・自分なりのこだわりの行動パターンがある
・コツコツ実績を積み上げることが得意
・五感で確認する仕事が向く
といった特徴となります。
牡牛座と火星の相性
火星にとって牡牛座は「デトリメント(障害)」と呼ばれるサイン。
デトリメントの天体は力が弱いわけではないのですが、その力を効率の悪い方法で使ってしまうという特徴があります。
ちなみに火星にとって最も力を発揮できるホーム(ドミサイル)は牡羊座、居心地の良い場所(エグザルテーション・高揚)は山羊座、ストレートに力を発揮できない場所(フォール・下降)は蟹座です。
牡牛座の火星に戻ります。そういうわけで、牡牛座の火星はあまり器用に動けません。競争が起こったときにちょっと出遅れてしまったり、五感を重視するあまり好機を逃してしまったりすることがあるかも知れません。自分なりのやり方にこだわるため、処理速度もちょっと遅めな傾向があります。
でも仕事能力がないかといえばそういうわけではなく、何かをコツコツ積み上げていくこと、技術を磨くこと、諦めずに継続することにかけてはピカイチです。このしぶとさを仕事に活かせば、最終的に社会的成功を収めるでしょう。
牡牛座の火星の活用法
なので、牡牛座の火星を活用するには、
・コツコツと時間をかけてクリエイトする
・数が物を言う仕事をする(成果が目で確認できる)
・繰り返し繰り返し行うことで技術を磨き上げる
・スピードより質重視の仕事をする
という仕事を見つけて取り組むと良いでしょう。
牡牛座火星持ちの雑感
私の場合、上記に当てはまる仕事が占星術になります。コツコツと鑑定を繰り返し、経験値を上げているところです。一人でも多くのお客様の星を読んで、一人でも多くの方に自信を取り戻してもらいたい。本当にその一念ですね。
もうひとつ、牡牛座火星の良いところは「穏やかであまり怒らない」という面です。他天体がハードアスペクトを作っていればこの限りではないかも知れませんが、ソフトアスペクトばかりだったりするとあまりカッカしない人になるでしょう。(私も火星は、我がホロスコープの中で唯一、ハードアスペクトを持たない天体です。全然怒らない人だねとよく言われます。)
ただし、自己主張が弱く喧嘩が苦手な性格をよく思っていない方もいらっしゃると思います。ですので、牡牛座火星ならではの戦い方のひとつをご紹介します。それは、
『対立する相手の失敗や失言、不利になる言動を逐一証拠として残し、いざ対決というときに切り札として使う』
非常に性格が悪い・・・もとい、冷静に相手を叩きのめす方法を取るのが牡牛座火星の戦い方です。(実践済みです。)大丈夫、あなたにもちゃんと戦う力はあります!ある意味一番相手が嫌がるパターンかも^^;
なにはともあれ、牡牛座の火星を持つ方は、ぜひその利点を生かして、コツコツ仕事能力を磨いていってくださいね。うさぎとカメのカメのように、目指すゴールにたどり着けるはずです!頑張りましょう(*^^*)
2023.8.21ココナラブログより転載 同日加筆修正